日産モコ(SA1/MG22S)の概算価格を簡単に知る方法とは?
日産の軽自動車のほとんどはOEM契約と共同開発によります。
OEM車の場合通常は供給元の車種の方が有利に見えます。
しかし
供給を受けたメーカーのブランドで販売した場合に
実績が上がる事もあります。
日産のモコもそのような車種の一つです。
日産のモコはスズキのMRワゴン(MF22S/MF33S)を
ベースにしたOEM車で車のタイプはトールワゴンとなります。
2002年から販売を始め現在に至っています。
モコのベース車MRワゴンの実力
ベース車であるMRワゴンはトールワゴン車の人気車種で
市場から高い評価があり人気です。
MRワゴンを日産ブランドで販売して人気が出たモコ
そのMRワゴンを日産ブランドとして販売している
モコも注目され実績を上げてきました。
MRワゴンとの違いを見せるために正面から見た外観を
シャープな雰囲気にしたり日産調の意匠に変更したりしています。
しかし
一番の違いは日産ブランドとしていることです。
メーカーにはそれぞれの販売網があります。
この販売網の差はとても重要な点となります。
日産の販売網は巨大です。
したがって販売台数には差が出てきます。
ベース車のMRワゴン(MF22S/MF33S)を抜いたモコ(SA1/MG22S)
2012年のモコは軽自動車販売台数7位、
2013年は10位となっています。
不思議な事にMRワゴンより高位につけているのです。
このようにベースとなる車種より販売台数が
上回ると言う事も起きてきます。
モコの買い取り市場における価格相場は
新車販売台数とも連動してかなり高額相場となっています。
モコは現在も販売されていますからしばらくは
このような相場感が続くのでしょう。
因みに買い取り市場ではMRワゴンも
依然として人気車となっています。